Monthly Archives: 5月 2012
2012.5.27 Sun 活動日:作業小屋
とても天気の良い一日でした。
前回から続きの作業で、作業小屋の一部に内壁と床を張ります。
木更津へ行くときは現地で身動きがとりやすよう、いつも愛車の軽トラで行くのですが、この日は試しに東京駅から公共交通で行ってみました。東京駅からは電車で行くよりも、東京湾アクアラインを通る高速バスのほうが安くて早いのです。東京駅から木更津駅まではおよそ60分。1時間に2~3本は出ており、電車と違ってバスは乗れれば必ず座れて、窓から海の景色も見えて快適でした。(詳しい行き方は 木更津・活動地までのアクセス をご覧ください。)
と、ここまでは良かったのですが、休日のバス時間を見誤ってしまい、次のバスまで2時間くらい待たなければなりませんでした。試しに木更津駅から歩いてみました。1時間半の長いお散歩でした。
そんなわけでのんびりしてしまい、この日は遅れて参加。帰りも早め帰ったため、ほとんど写真が撮れませんでした。内壁と床張りはほぼ終わったようです。
画像が荒いのですが、作業の模様を動画で撮ってみました。
なんとなく全体像と雰囲気は伝わったでしょうか?
2012.5.13 Sun 活動日:作業小屋
はじめて活動日に参加。作業小屋を作る作業をしました。これまでの活動で、すでに屋根と柱はできています。通常の作業小屋の目的は、里山の保全作業に使う道具や材料を保管することです。しかしここでの目的は他にもあります。活動やイベントに参加した人が雨宿りをしたり、ゆっくり休憩をしたり、作業の打ち合わせをしたりするためにも使います。
掘立柱に竹屋根です。竹を縦半分に割り、節を取り除くと、雨どいのような形になり、交互に組むことができます。組んでしまえば屋根に隙間ができません。縦に傾斜を付けて並べれば、雨水は竹の上を通って、屋根下へと流れていきます。竹は地元、木更津のものです。
これまでは柱と屋根だけでしたが、少しは雨風を防げるように、この日は一部に内壁を張り付ける作業をしました。柱の間に杉の角材でフレームを組み、そこに杉板を打ち付けていきます。
また、作業をした人がゆっくりと足を休めるよう、一部には床を取り付けます。ブロックの上に側面を平らに削った柱を寝かせ、水平を取っています。この柱が大引きの役割になります。この日はこの大引きの上に根太となる杉の角材を打ち付け、その上に杉の床板を打ちつける作業の一部をやりました。この日に使った角材と杉板も、地元、木更津のものです。
なるほど、こうやって作るものかと、小屋づくりの工程はとても勉強になりました。ものづくりに没頭すると、その愉しさに時間を忘れます。作業が一段落したら、端材で火を焚き、お茶を飲みながら、これからこの森で何をして愉しむか、みんなで構想を語り合います。みんな仲良くなります。
愉しみながら森の手入れをしていけば、地元の余っている素材を有効に、贅沢に使うことができます。快適で豊かな時間を過ごすことができます。
僕はこの日、里山の会に入会することを決めました。
この作業は次回の活動日へと続きます。